ウコンの効能:ウコンとは

ウコンは多肉質を持ったショウガ科の多年草でショウガ属、ケンフェリァ属、アルピニア属と近縁関係にあります。

ウコンは、インド・スリランカ、ネパールなどのヒマヤラ地方、ミヤンマー、タイ、ベトナムやインドネシアなどの熱帯アジアを原産地とした植物で、熱帯区や亜熱帯区のような高温多湿を好み、雨季に生長期を迎えます。ウコンは、高さは約50センチメートルから1メートルまで成長し、根茎を黄色染料やカレー粉(ターメリック:Turmeric)の原料として親しまれています。

日本名「ウコン」、英語名「ターメリック」と言います。

ウコンウコンには、春に花を咲かせる“春ウコン”や、秋に花を咲かせる“秋ウコン”、切り口が青みがかかった“紫ウコン(ガジュツ)”などがあります。

春ウコンと秋ウコンの違いですが、主に健康増進に使われるのが春ウコンで、食物着色(たくあん等)や染料によく使われるのが秋ウコンでしたが、最近は秋ウコンも健康に良い成分があるということで健康増進にも秋ウコンが利用されるようになりました。

また、ウコンは抗酸化作用による腐敗の役割としても古くから使われてきました。

日本にウコウが伝来したのは、中国から琉球(現在の沖縄)に伝えられたといわれています。しかし、いまだにウコンの原産地はどこと決定的な分類法はありません。

又、ウコンは品種も50種を超える品種(学名)が報告されていますが、信頼出来るものとして文献に記載されたものは、現在のところ見当りません。


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ウコンの効能:ウコンの成分

ウコンには多種の成分を含有しています。だいたい次のような成分が発見されています。

ウコンの色素成分

クルクミン…肝機能を強化し、胆汁分泌を促進する作用や利尿作用があるため、胆炎などの肝機能障害に有効な成分です。

ウコンの精油成分

ターメロン…胆汁の分泌を促進する作用とともに、鮮魚寄生虫アニサキスの成長を抑制する作用があります。

シネオール

胆汁の分泌を促進する作用のほか、健胃作用、殺菌作用、防腐作用などの幅広い効果があります。

クルクメン

実験的に抗がん作用の強い活性が認められているほか、体内のコレステロールを溶かす役割があり、尿道結石や動脈硬化に有効といわれています。

クルクモール

実験的に抗がん作用の活性があることが認められており、中国では特に子宮がんの治療に有効であるといわれ、臨床的に用いられています。

エレメン

実験的に腫瘍に対して増殖を抑える活性が認められています。

パラメチトルイルカピノール

胆道にある胆汁を排出する作用があります。

フラボノイド(ビタミンP)

血管壁に直接作用し、もろくなった血管を修復する作用があり、血管に弾力性が出てきます。循環器を中心に認知症の予防、喘息、アトピーなど広範囲に効果を上げています。

アズレン

炎症や潰瘍を治す作用があり、また胃液中のペプシンの作用を抑える働きがあるといわれています。そのため、アフタ性口内炎や胃・十二指腸潰瘍の治療薬として使われています。

カンファ

神経を昂奮させる作用があり、強心作用を持っています。

その他のウコンの成分

ミネラル、ビタミン類…リン、鉄、カルシウム、カリウム、マグネシウム、ビタミンC、ビタミンBなどが含まれています。

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ウコンの効能:ウコンの選び方

春ウコン

春ウコン 春ウコンは、秋ウコンよりも薄い黄色をしていて、正式名名称をキョウオウといいます。健康食品などとして出回っているウコン製品はほとんど春ウコンです。特徴として苦味がとても強く、中国では古くから生薬として利用されてきました。
秋ウコンと比べると、ターメリックの含有量が、10分の1程度ですが、反面精油成分の量が多いのが特徴です。

秋ウコン

秋ウコン 一般に「ウコン」と呼ばれているものです。カレーの香辛料として使われているターメリックも秋ウコンです。色はオレンジ色で、ウコンの中では最もクルクミンの含有量が多く、その反面精油成分はほとんど含有されていません。精油成分は殺菌作用が強く胃の健康を守り、抗酸化作用が強いという研究結果があがっている成分です。沖縄では良質の春ウコンが作られています。

紫ウコン

紫ウコン 別名ガッシュと呼ばれています。名のとおり、薄い紫色をしています。紫ウコンにはクルクミンはほとんど含まれていません。その代わり、精油成分が非常に多いのが特徴です。精油成分の研究に使われているのは紫ウコンです。

クルクミン含有量で比べるなら 秋ウコン→→春ウコン→→紫ウコン

精油含有量で比べるなら   紫ウコン→→春ウコン→→秋ウコン

ということになります。どちらの効果も求めるなら春ウコンが両方を含んでいるので良いでしょう。ウコンは、その種類によって効能が異なるため、これらを複数種混ぜ合わせたものもあります。目的に合わせて上手にウコンを選びましょう。


ウコンの効能:ウコンの効能

ウコンには様々な効能がありますが、主な効能は以下のようなものがあります。

肝障害予防・肝機能改善

肝障害を防止する。胆汁分泌を促すことで、肝臓の機能を高める。

発ガン予防

皮膚ガン、大腸ガン、肺ガン、前立腺ガンの発生を抑制することが動物実験で明らかになっている。

胆汁の分泌を促す

肝臓の働きを助け、肝臓が分泌する消化液胆汁を増やす。悪酔いを防ぐほか、体内の有害物質の排泄を助ける。

抗酸化作用

ビタミンEなどに匹敵する強い抗酸化作用を持ち、喫煙や老化に伴って増える遺伝子の障害を防ぐ。

殺菌作用

ヘリコバクター・ピロリ菌を抑え、胃の働きをよくする。ほかの多くの細菌を殺菌する効果がある。

動脈硬化の予防

コレストレールが血液中から減る。動脈硬化の原因となる過酸化脂質も減少。

タグ:ウコン 効能

ウコンの効能:ウコン茶の作り方

ウコンは「ウコン茶」として用いられることが多いです。 そのウコン茶の作り方を紹介します。 ※あくまで一例です。これ以外にもいろいろな利用方が考えられます。

乾燥スライスの場合

ウコン茶の作り方ですが、以下は一般的な方法です。

水1.5リットル位入った土瓶かやかんに乾燥スライスのウコンを適量(大さじスプーン2杯〜3杯くらい)を入れて沸かし、沸騰したら火を止めます。

時間をかけるほど色は濃くなりますが水の量に応じて自分が飲みやすい程度にウコンの量と沸かす時間を調整します。目安は茶色から黄色の間です。沸きだちは特にウコンの香りが広がり、その香りで心がやすらぎます。

スライスして乾燥させたウコンは、湿気ないようにプラスチックか瓶の蓋のぎゅっと締まる容器に入れて保存しています。

スライスした乾燥ウコンをそのまま食べるのもいいです。少し苦いですが、良薬口に苦しですね。

その他、ウコン茶のティーバッグなどの場合は、説明書などを参考になさってください。

ウコンの効能:ウコンの副作用

ウコンの副作用として、次のような事例が報告されています。

ウコンはまれに皮膚が痒くなるなどのアレルギー症状や肝障害、胆管障害の副作用が報告されています。肝硬変や胆石のある人は量を控えるか避けたほうが良いようです。また、もともと肝臓に障害がある人は摂取前に医師に相談した方が良いようです。

ウコン茶の飲み始めに腹痛や下痢などの消化器症状が出ることがあるようです。

ウコンの代謝物質が肝臓に負担をかけたり、アレルギー反応を起こす副作用の可能性があるようです。

肝臓の働きを高めるとされるウコンの摂取がきっかけとなって、肝硬変の60代女性の症状が悪化し死亡した副作用の事例がありました。

B型やC型の慢性肝炎患者が肝機能悪化で入院するなど、 ウコン茶摂取後に副作用により肝障害を発症した事例があります。
また、六十代の肝硬変の男性が、ウコン茶をのみ始めた後に肝性脳症で入院。 ウコン茶をやめ食生活を改善すると状態は回復したという報告もあります。

厚生労働省新開発食品保健対策室によると「ウコンと肝障害の因果関係に関する研究班の調査報告を待って対応を考えたい。ウコンが原因だったとしても成分が悪いのか、本人の体質や特定の製品の製造方法が要因なのか見極めなければならない」との事です。

ウコンは胆汁の分泌を活発化、肝臓の働きを良好にしますが、一方で過剰摂取、長期摂取は消化管に障害を起こすことがあり、動物実験では大量摂取が肝臓に毒性を示すと確認されているようです。

どちらにしろ、むやみにウコンを多量摂取するのは控えた方が良さそうです。あと、肝障害のある方や、肝臓が弱っていると思われる方もウコンの摂取は控えた方がよいと思われます。

ウコンの力

夜のおつきあいが好きな人、どうも飲み過ぎてしまう人、二日酔いしやすいと感じている人などの強い味方になってくれるのが、ハウス食品から発売されている「ウコンの力」だそうですね。

「二日酔い対策はウコンの力で!」何とも酒飲みには心強いお言葉です。

ウコンの力とは、ハウス食品が発売しているウコン飲料です。

ウコンは、苦みが強くて美味しい食べ物ではありません。この口にしにくい、飲みにくいウコンをスッキリしたマイルドな味に仕上げて利用しやすくしたのが、この「ウコンの力」なんだそうです。

発売から既に日時が立っているので、知名度も上がりかなりな人気を得ているようです。飲み会の後などにはウコンの力の空き缶を見かけることがままあるとか無いとか…。

ウコンの力は、秋ウコンの成分を凝縮したエキスドリンクのため、 夜のおつきあいが多い方には最適で、お酒を飲んだ次の朝の爽快感が違うといわれています。

秋ウコンの成分を1本に凝縮

ウコンの力には、生の秋ウコン10,000mg分のウコンエキスがたっぷり配合されています。

数あるウコンの中でも、クルクミンを多く含んでいるのが秋ウコン。「ウコンの力」には、充分な量のクルクミンが配合されています。さらに、ビタミンB6、Eも配合し、その働きもしっかり生きています。

ウコンの力

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